警視庁捜査一課の亀山薫は夕食にたまたま立ち寄った定食屋に、凶悪な指名手配犯を発見する。
しかし手柄を焦るあまり、逆に人質になってしまい、大騒ぎになってしまう。
警察の恥と亀山の処遇を考えた警視庁は特命係へ異動させることを決意する。
特命係とは警視庁の陸の孤島。不要な人材をやめさせるために送る場所で、そこにいる 杉下右京の人となりについていけず、過去６人もの人間が辞めていったという。
出世の道が断たれたと、落ち込む亀山はバーで飲んだくれ、ゆきづりの女についていってしまう。
翌朝、傍らにいたのは刺殺された警官だった…

都内で女性の連続殺人事件が発生。手口から、同一犯の可能性があることは解っていたが、 それ以外の糸口が全くつかめないでいた。
しかし、右京は５件の殺害日からロンドンの切り裂きジャンク事件の模倣ではないかと推理する。
と、同時に5件目の被害者のスカートのサイズが合っていないことに疑問を抱く。

工場で爆発事故発生。なんとなくその報道を見ていた亀山薫。病院内のあわただしい映像が流れる中に 杉下右京の姿を確認して思わずコーヒーを噴いてしまう。
急いで駆け付けてみると、なんと盲腸。一安心と病室の窓を見ると人が転落をし…